下地建具店のひとりごと
三重県尾鷲市で建具屋を営んでいます。 日々移り変わる東紀州のようすを中心に、いろいろと綴ります。
2009年3月22日日曜日
リンゴのお箸セット
長野県の松本市から頂いたリンゴの木で女性用のお箸セットを製作しました。
リンゴの木は思った以上に堅めで重く、しっかりした感じで出来上がりました。
オイルで仕上げると薄い赤茶色の目がきれいに出ています。
桃色の箸入れとヤマザクラの箸留めのセットです。
2009年3月20日金曜日
贈る気持ち
マイ箸セットと檜・楓の栞をどのような形で贈るか、相談しながら決めていきます。今回はアルファベットで『K』とわかるようにしてほしいという要望でしたので、写真のようにレイアウトしました。
一つ一つの手造りが、贈る方の気持ちとともに伝わってくれるといいですね。
薪について 005
尾鷲もここ2~3日は、暖かい日が続いているので薪ストーブの出番はありません。だからといって、サボっているわけにはいかないので来シーズンに向けての準備じゅ~んびです。
写真は直径30センチくらいの原木ですが、薪にするには何種類かの道具が必要になります。次回は下地家で使用している道具についてお話しします。
今回のキーワード シーズンオフ
2009年3月14日土曜日
ケンポナシのマイ箸セット
マイ箸セットの注文を受け、箸入れ・箸・箸挿を8セット制作しました。
箸はケンポナシ(玄圃梨)を使いました。
ケンポナシはクロウマモドキ科の落葉高木で、東紀州の山にも自生しています。“ナシ”とついていますが、果実のナシとは関係ありません。木材としては、木目が美しく、家具や楽器用の高級材として使用されています。ケンポナシの木目を生かすため、箸はオイルフィニッシュで仕上げました。
箸入れは着物の帯の素材でつくりました。帯はコシがあって箸をしっかり保護してくれます。刺繍の金糸が美しく輝いています。
箸先を保護し、箸入れから箸を抜きやすくする木製の箸挿はヤマザクラを使用しました。箸と同様のオイルフィニッシュです。
次の箸はもっと違う色合いを制作中です。乞うご期待ください!
2009年3月7日土曜日
がんばりました
今日は、中京大学で中京ジュニアカップの体操競技大会でした。
中京カップは中京大学出身のコーチが所属する全国の体操クラブが集まって交流する大会です。
うちのさやは、中学生の部で個人総合1位でした。
“尾鷲さんが支えてくれた”そうです。
次の試合もぜひがんばって!
薪について 004
薪の長さや太さは、薪ストーブの大きさによって違いますよね。外気温によっても違ってくると思いますが、割箸ぐらいの薪を焚き付けにして、徐々に太い薪に換えていきます。言葉で言えば簡単ですが、毎日同じように暖をとるのは意外と難しいものなんです。
写真は結構太目の薪ですが、割ってある薪と比べて乾燥は遅いですね。
今回のキーワード クレオソート
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